ユーザー用に1つのディレクトリで複数のAmazon WorkSpaces を作成してみた。
概要
この記事では、ユーザー用に1つのディレクトリで複数のAmazon WorkSpaces を作成してみました。1つのディレクトリにユーザーの複数のユーザー名を作成します。各ユーザー名は、同じディレクトリ内の異なる WorkSpacesに関連付けられます。WorkSpacesは同じディレクトリに関連付けられ、同じリージョンで作成されるため、同じ登録コードを持ちます。
作成するリソース:
- Directory Service : Simple ADを1つ作成します。
- AWS WorkSpaces : 2つのワークスペースを作成します。
やってみた
Simple ADの作成
- WorkSpaces コンソールを開き、[Get Started Now]をクリックしておきます。
- Advanced Setupで[Launch]をクリックしておきます。
- ディレクトリタイプは[Simple AD]を選択しておきます。
- ディレクトリ情報に次の詳細を入力しておきます。
- Directory size : Small
- Organization名とディレクトリDNS名を入力します。
- パスワードを入力し、[次へ]をクリックしておきます。
- VPCと2つのプライベートサブネットを選択して、ディレクトリを作成しておきます。
WorkSpacesの作成
WorkSpaces1の作成
- WorkSpaces コンソールのナビゲーションペインで [WorkSpaces] を選択しておきます。
- 前の手順で作成したディレクトリを選択して、2つの異なるリージョンにある2つのサブネットを選択しておきます。
- WorkSpaces 1の場合、ユーザー名[user1]でユーザーを作成しておきます。
- Select Bundle ページで、Bundleを選択して、[Next Step] を選択しておきます。
- 他の設定はデフォルトのままにして、WorkSpacesを作成しておきます。
WorkSpaces2の作成
- WorkSpaces1と同じ設定でWorkSpaces2を作成しますが、ユーザーを追加するには、WorkSpaces1で作成したユーザーの新しいユーザー名[user2]を作成しておきます。
- コンソールで、2つのWorkSpacesが作成されていることを確認できます。
WorkSpacesに接続する
- デバイスに基づいてクライアントアプリケーションをダウンロードしてインストールしておきます。
- 各WorkSpacesの招待メールにあるリンクを開き、パスワードを入力してユーザーを有効化しておきます。
- 招待メールから登録コードを入力して、登録しておきます。登録コードは両方のWorkSpacesで同じであるため、WorkSpaces2に再度登録する必要はありません。
- これで、ユーザーは対応するユーザー名でWorkSpacesにサインインできます。
WorkSpaces1にサインインする
WorkSpaces2にサインインする
まとめ
ユーザー用に1つのディレクトリで複数のAmazon WorkSpaces を作成してみました。複数のディレクトリでWorkSpacesを試すこともできます。
Reference: